『仕事の人間関係が辛いから転職したい』
『心が疲弊してて毎日ヘトヘト…もっと楽に働ける場所に転職したい』
仕事で多くの悩みを持つHSPさん。
今回は、そんなあなたの『転職』に対しての不安に応える記事になっています。
この記事で分かることは以下です!
- HSPの転職で失敗しないコツが明確にわかる
- 自分の向いている職業がわかる
- 避けた方がいい職場・業種がわかる
この記事は実際にHSP当事者で、kindle本4冊出版している私の体験を元に解説していきます。
実際に転職は5回以上の経験があり、失敗も成功もしてきましたよ♪
HSPは転職を繰り返す傾向がある
HSPは転職を繰り返してしまう傾向があります。
理由は以下の通りです。
- 人間関係で気を使いすぎる
- 無理に仕事をしてしまう
- 環境が合わない
環境と人間関係に振り回されてますね。
人間関係で気を使いすぎる
HSPは人間関係で特に悩んでしまいます。
非常に敏感なので、他人のちょっとした変化にも気が付いてしまい、心が追い付いていきません。
上司や同僚の機嫌が悪いと『自分のせいかな…』と思って仕事に集中できなくなり、気になって1日中考えてしまいますよね。
気性の激しい人が上司の場合は、振り回されてしまい、心が疲弊してしまうんです。
無理に仕事をしてしまう
HSPは無理に仕事をしてしまう方が多いです。
なかなか『NO』が言えないので、他人の仕事も無理に受けてしまいます。
はっきり言えばいいのに…と周囲の方は思うかもしれませんが、言えないんですよね。
仕事を押し付けるタイプの方が周囲にいる場合は、疲れてしまい仕事を辞めたくなってしまいます。
環境が合わない
HSPは環境に敏感です。
環境が自分に合っていないと強いストレスを感じてしまいます。
- 常に忙しい環境
- 怒鳴り声
- マルチタスクを常に求められる
- ノルマに厳しい
常にせかせか・上司の怒鳴り声・マルチタスク・ノルマがキツイなどの環境だと、どんどん疲れてしまうんですよね。
家に帰るころにはヘトヘトで、何もできなくなってしまう方も多いです。
ストレスがたまってしまうので、環境には気を付けていきましょう。
転職で失敗するHSPの特徴
せっかく転職しても職場環境や仕事内容で失敗してしまったら辛いですよね。
ここからは転職で失敗してしまうHSPの特徴を解説していきます。
- 自己分析が甘い
- 理想を言語化できていない
- 焦りで妥協してしまう
①自己分析が甘い
自己分析が甘いと失敗してしまう可能性があります。
転職における自己分析は、自分の強みを知ることです。
何が得意で、今後どんなことに活かせるか?を自分が知らないと企業にアピールできません。
自己分析が甘いと、自分と企業でミスマッチが起こり、せっかくの転職も失敗に終わってしまうんです。
私は自己分析しなかったので、見事に失敗しました…
②自分の理想を言語化できていない
自分の理想を言語化できていないのも、失敗する原因の1つです。
- 残業は基本なしがいい
- 電話は少ないほうがいい
- 勤務時間は8時30分~17時30分がいい
- 営業事務よりも一般事務の方がいい
自分の理想をしっかり把握できていないと、どうでもいい求人に応募してしまいます。
言語化できていないと『転職においての自分の軸』がブレて、本来希望していない求人も候補になってしまうんです。きちんと言語化をして、紙に書いて忘れないようにしていきましょう!
③焦りで妥協してしまう
焦りと妥協で転職が失敗するケースがあります。
焦ってしまうのも分かりますが、妥協した企業に転職しても幸せになれません。
入社日に『やっちゃった…』と後悔するだけなので、焦りは禁物です。
なかなか書類選考が通らない場合は、書類を作り直すなどをして対策を整えていきましょう。
転職で成功するHSPの特徴
転職で成功するHSPの特徴をみていきましょう。
- ゆずれない条件・ゆずれる条件を言語化できる
- 書類選考に落ちたとしても凹まない
- 転職理由が明確
①ゆずれない条件・ゆずれる条件を言語化できる
自分にとって『ゆずれない条件・ゆずれる条件』を言語化できる人は転職に成功します。
言語化できる=自分が必要としていることが分かっているからです。
適切な職場や働き方が明確になり、書類や面接対策もスムーズになります。
正直めんどうだし、時間がかかりますがとても大切なポイントです。
ゆずれない条件 | ゆずれる条件 |
---|---|
・電話対応少ない ・残業は月10時間まで ・一般事務 | ・年収300万円以上・8時間労働なら時間帯は何時でも可 ・リモートワーク無しでも可 ・賞与 ・退職金 |
自分にとって絶対条件を明確にすれば、求人応募も面接もスムーズにいきますよ!
②書類選考に落ちたとしても凹まない
書類選考に落ちても凹まないようにしましょう。
ってそれは無理ですよね。
ただ、気にしがちなHSPは人一倍落ち込む傾向があるので、気を付けていきたいところです。
書類に落ちた=社会から必要とされてない気持ちになりがちですが、そんなことありません!
実際、書類選考の通過率は30~50%と言われています。
10件送っても半分は落ちるので『基本は落ちる』メンタルでいきましょう。
③転職理由が明確
転職理由が明確な人は成功しやすいです。
- なぜ転職をしようと思ったのか?
- なぜこの企業を志望しているのか?
この質問は企業から必ず聞かれます。
自分でしっかりと明確にしていないと、回答もできません。
転職理由は、自分の中で明確にしておきましょう!
ネガティブな理由でも、ポジティブに変換をしてみるといいですよ。
HSPが向いている職業
HSPはどのような職業が向いているでしょうか?
ここからは向いている職業・向いていない職業をまとめていきますね。
向いている職業 | 向いてない職業 |
---|---|
・マッサージ師 ・トリマー ・エンジニア ・プログラマー ・WEBライター ・倉庫作業員 ・清掃員 ・図書館司書 ・事務職 | ・セラピスト・営業職 ・飲食店スタッフ ・テレアポ ・コールセンター ・警察官 ・自衛隊 ・消防士 ・弁護士 ・イベントプランナー ・ヘルプデスク |
向いていないのは、スピードが必要で臨機応変に対応しなければならない仕事です。
向ているのは、じっくりと正確にこなす仕事になります。
もちろん職場環境により変わるので、すべてが当てはまるワケではありませんが、ご参考にしていただければと思います。
ちなみに、HSPに向ていると言われている事務職は業界によります。
総合商社などは、事務でもスピード感・量・マルチタスクが求められてくるので注意が必要です。
事務職を希望する時は、業界を見て判断していきましょう。
HSPにとっての最高の職場とは
HSPにとっておすすめは以下のような職場です。
- 定時きっちり帰れる
- 穏やかな人が多い
- 分業化している
- 社内イベントが少ない
1つずつ見てみましょう。
①定時きっちり帰れる
定時できっちり帰れる職場はいいですよね。
HSPは職場にいるだけでエネルギーを消耗します。
人といるよりも、1人でいた方がパワーチャージしやすい方が多いですよね。
なるべく早く帰って自分の時間を持てる職場だと最高です。
②穏やかな人が多い
穏やかな人が多い職場も理想的ですね。
これも入社しないと分からない部分ではありますが、比較的穏やかな人が多い業界は、メーカーです。
個人的な意見ですが割と人間関係が大変だった業界は、
- 不動産業界
- 建設業界
この2つはストレスが溜まってしまいました。
③分業化している
分業化とは、業務を分担することです。
HSPはマルチタスクが苦手な方が多いので、分業化されている企業だと仕事がやりやすい場合があります。
私の実体験ですが、分業化されていない会社の事務員だった時は全部の業務をこなしていたので、頭がパンク状態でした。
『これって営業だよね?これって総務だよね?』みたいな仕事まですべてやっていたので、ストレスがひどかったです。
幅広い業務をこなして、スキルアップしたいのならいいですが、そうではない場合はストレスになります。
④社内イベントが少ない
社内イベントが少ない会社もHSPにとってはいい環境です。
社内イベントはお給料が発生しません。
貴重な休日に強制参加の社内イベントに出て、ヘトヘトになるのは嫌ですよね。
求人を見て、みんなで飲み会やBBQをしているような写真が多い職場には気を付けていきましょう!
失敗続きのHSPが転職で成功するコツ
HSPが転職で成功するためのコツをみていきましょう!以下の3つがコツです。
- 自己分析をしっかりする
- 企業研究にも力を入れる
- プロに相談
この3つを重視していきましょうね!
①自己分析をしっかりする
自己分析をしっかりとしていきましょう!
とは言っても自分で難しいですよね。
1つのツールとしてミイダスで診断してみるのもおすすです。
登録は無料で、質問に答えるだけで自分の適性を確認できます!
②企業研究にも力を入れる
企業研究はとても大切です。
どんな会社なのかを自分で理解しておくと、面接でもスムーズですし、内定後のミスマッチも避けられます。
会社のホームページをチェックして、企業理念・先輩インタビュー・求人情報などをみて、情報を把握していきましょう。
③プロに相談
プロに相談する方が早く転職が進みます。
無料で利用できる転職エージェントが数多くあるので、何社か登録してみるといいですよ!
転職エージェントに登録すると、
- 企業情報
- 自分に向ている求人紹介
- 職務経歴書の添削
などをしてくれるので、転職活動には必須になります。
登録しておくと、いざという時にすぐに応募できるので、今から準備しておきましょう。
まとめ
HSPで転職に成功する人と成功しない人の違いをみてきました。
転職に成功する人 | 転職に失敗する人 |
---|---|
・ゆずれない条件、ゆずれる条件を言語化できる ・書類選考に落ちたとしても凹まない ・転職理由が明確 | ・自己分析が甘い ・理想を言語化できていない ・焦りで妥協してしまう |
失敗しないためにできることは、
- 自己分析をしっかりする
- 企業研究にも力を入れる
- プロに相談
こちらになります。
まずは、今日の1歩目として、自己分析からやってみましょう!
あなたの転職が成功することを心から願っています♪
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