「独身で結婚する予定もない場合は、ずっと賃貸に住めるのかな?」
「独身女性は将来的にどこに住めばいいんだろう…」
20代の頃なら何も考えていなかった住まいのことは、40代以降の独身女性には大きな問題です。
私も30代後半になり、年を重ねても家を貸してくれる大家さんなんているのかなぁと不安になっていました。
今回は、そんな「独身女性の老後の住まい」について解説していきます。
悩みを持っている40代以上の独身女性の方はぜひご覧くださいね!
独身女性の老後の住まい
独身女性の老後はどこに住めばいいのでしょうか?
選択肢は大きく分けて、3つあります。
- 賃貸
- 持ち家
- 実家
それぞれのメリットやデメリットを解説していきますね!
賃貸として住み続ける
賃貸はとても手軽で多くの独身女性も利用しているのではないでしょうか。
賃貸には以下の3つのメリットがあります。
- いつでも引っ越しができる
- 維持費がかからない
- 色々な場所に住める
予算に合わせて引っ越しができたり、修繕費もかかったりしないので、とても住みやすいのが賃貸です。
メンテナンスも管理会社がやってくれるので、賃貸として住んでいる人は何もする必要がありません。
また、転職や賃貸の更新などで色々な場所に住めるのもメリットですよね。
手軽な反面、以下のようなデメリットがあります。
- 一生家賃を払い続ける必要がある
- 傷や汚れに気を使う
- 家賃が上がる可能性がある
- 年を重ねると借りれない可能性もでてくる
- 更新料も高い
賃貸は自分のものではないので、家賃は一生発生します。
老後、年を重ねた時に払えるのか?借りれるのか?がとても大きな問題になってきますね。
また更新料も高く、負担が大きくなります。
借りるためには保証人が必要だったり、保証会社と契約したりと何かと面倒ですよね。
今から20年後くらいには今よりも高齢化社会になってくるので、住まいが問題になってくるのかなぁと実感しています。
じゃあ、独身女性の老後で賃貸を予定している人はどうすればいいの?!という話ですが、いくつか選択肢があります。
- 住宅セーフティネット制度
- コレクティブハウス
セーフティネット住宅
セーフティネット住宅とは、「住宅セーフティネット制度」に基づき登録され、住宅確保要配慮者(高齢者、障害者、子育て世帯など)の入居を拒まない賃貸住宅のことです。
引用元:https://kaigo.homes.co.jp/manual/facilities_comment/list/house/safetynet-jutaku/
コレクティブハウス
コレクティブハウジングは、北欧発祥の住まい方。
引用元:https://chc.or.jp/collective/index.html
1970年代にスウェーデン・デンマークで生まれ、現在では、北米などを中心に世界中に広まっている暮らし方です。
多世代居住が基本で、子育て中の家族、一人暮らし、大人だけの世帯が共に暮らしていますが、近年の高齢化社会の中で、多世代の熟年層だけが暮らすハウスは増加傾向にあります。
セーフティネット住宅もコレクティブハウスも独身女性の老後には活用できそうですが、まだまだ少ない状態です。
これから制度がさらに進化して、もっと住みやすい住宅が増えるといいなぁと思っています。
また、高齢者向けのシェアハウスなどもあるので、今後の動きを要チェックしていきたいところですね。
持ち家
家を購入すると、賃貸のような不安が消えますよね。
メリットとデメリットを紹介していきます。
- 一生住める場所が確保できる
- ローンが払い終われば生活費のみでいい
- 何人で住んでもいいし、ペットも自由に飼える
一生住める家があるのは、とてもありがたいですよね。
デメリットは以下の4つになります。
- 資金が必要
- 設備の修理代がかかる
- マンションなら管理費・修繕積立金が必要
- 固定資産税を払うことになる
マンションを購入した場合、ローンの支払いが完了しても、管理会社が間に入ります。
管理費や、修繕積立金(マンションの外壁塗り替えなどに必要)が毎月かかってくるので、それなりに収入があった方が安心です。
一軒家なら管理費や修繕積立金は必要ありませんが、故障や災害で何かあった時は大きくお金が必要になりますね。
ローンが終われば、賃貸ほどはお金はかからないですが、修理の時のためにお金はプールしておくと安心です。
最近はおひとり様が平屋の一軒家を建てることもあるみたいで、私はこれが一番気になっています。
今は貯金を頑張るしかないかな…!
実家に帰る
帰る家がある人は、実家というのも手ですよね。
- 資金が必要ない
- 住み慣れた家でストレスは少ない
実家があればいつでも帰れますが、仕事などがある人は少し難しそうですよね。
- 親の介護をする可能性が高い
- 築年数によりメンテナンスにお金がかかる
- 交通の便や仕事が困難になる
親・きょうだいと仲が良ければいいのですが、大人になると色々な問題を抱えていますよね。
田舎だと交通が不便だったり、職場まで通えないくらいの距離だったりするので、最終手段になるのかなぁと。
すべてオンラインで完結できる仕事なら問題ありませんが、なかなか難しいですよね。
仕事場から近ければ実家に戻るのはありだなぁと思います。
まとめ
独身女性の今後の住まいは
- 賃貸
- 持ち家
- 実家
この選択肢があります。
これからどんどん高齢化社会になっていくので、様々な制度や新しい住まいの形もできてくるのではないかと思っています。
おひとり様はなるべくお金を貯めて、いつどんな時でも自分を守ることができるようにしていくことが大切です。
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